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うきうき離れ家

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キントレ

畳の上に布団を敷いて寝ている。
部屋は寝室ではなく、ただの和室、
布団を上げ、座卓を出せばお客さまも通る。

だから朝晩の布団の上げ下ろしは必須で、
夏掛一枚の時はどーってことないけれど、
寒に入り、「かいまき」なんかが登場してくると、けっこう腕の鍛錬になる。
埃もたつので、毎朝はたきでパタパタ、これ又「ふりそで」防止になるかしら?

椅子から立ち上がるより、畳にから立ち上がる方が大腿四頭筋の訓練になる。
長い廊下なんかあって、拭き掃除でもすれば完璧なんだけど、
今時これはちょっと無理。

ほんのちょっと昔、あたりまえだの日本的生活、
お金を払って運動に行かずとも、毎日の家事は自然に筋肉を鍛えた?

小さい家の一間にbedを置いて、寝るだけの部屋にせず、
布団を敷けば寝室、布団を押入れにしまえば客間にも茶の間にもなる、
まさに和室は多目的!
狭い部屋に椅子やテーブルを置くのは、邪魔くさいから、
脚のたためるちゃぶ台は日本人の知恵。
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大人がゆうに6人は座れる、まあるく大きなちゃぶ台。脚をパタンパタンとたたんで、立てかければ、部屋は広くなり、後は寝るなと何なりお使い下さい、なのだ。
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追記
いつの頃とははっきりしないけれど、
茶の間の鴨居の角には、
たたんだちゃぶ台をのせるようになっていたとは母の話。

たたんだちゃぶ台を立てて、転がし、ちゃんと収める隙間
(細長い戸も付いていた)が作ってあった家は姉の嫁ぎ先。
by ukiukikimono | 2006-12-03 00:47