「銀座3丁目のバス停の前に、昔からの木造のたたずまいを残した粋な建物があります。かつて綿糸商「井筒屋」の店であったその建物は、明治38年(1905年)に建設されました。100年を経て、2005年1月15日、その建物は、「まちの活性化の拠点」、名前を「井筒屋町造商店」
最初にこれを読んだとき、「え~銀座3丁目にそんな建物あったっけ?」と・・・?
勘違いでした、
そこは彩の国は埼玉、所沢にある銀座3丁目でした。
【もんぺ企画】
1月21日(日)午後1時30分~午後3時30分
「もんぺ井戸端会議」
「カステラ・カムイ」をキーワードに、車座になってもんぺの過去から未来について語りましょう。」
モンペが好きで、いろいろと思考錯誤しながら何枚か作ったりした。
最近はネットでも、たまには店頭でも見ることがあるが、これというものに出会わない。
形も生地も柄もどうもね・・・・
そしたら上記企画があるって言うじゃない!
これは行くでしょう。ということで、
行ってきました。
予想以上の収穫に大満足。
収穫その1
カルサン
カルサンの語源はポルトガル語で南蛮船来航後、日本でも一部の人たちによって用いられ、
そのうちに日本人得意技、日本流に直され広く用いられるようになった。
これこれこれですよ、お馴染み文明堂のカステラ、
その箱に描かれているカルサン姿。
南蛮船がもたらした、このカルサンは日本人向けに改良され、
最初はキリシタン信者から始まり、次第に武士などへ広まり、さらに大工、左官、山師、樵、猟師、料理人、結髪師、鋳物職人、など職業人へ広まっていった。
裾に紐を通した指貫型は長野のユキバカマ、新潟のコバカマに面影が残っているそうだ。
もう一つは
タチツケとモンペイ
カルサンと並ぶ袴型の下衣にはタチツケがある。
資料、記録はカルサンに比べて少なく、出所はなぞに包まれているとか。
「仕立てつける」→「裁ちつける」であり、
これが、立付→裁付へと通じるのであろうとのこと。
民族学者・宮本勢助氏によると
タチツケ系
モンペイ系
カルサン系の三種類に分類され、これらを総称してヤマバカマとす。
これらの違いはマチのの用い方、当て方。
それに、タチツケは膝から下が細くなっている。
一番の問題は、モンペイ系で、これはカルサンの変化形なのか、日本在来型なのか?