今夜は
柳家小三治独演会に行ってきた。
好きな落語家なので、
寄席ではよく聞いていたが、
独演会はなかなかチケットがとれなくて、
久しぶりで、うれしい。
いのちの電話後援会主催と言うことで、
収益はすべてその活動のために使われるとか。
九段会館大ホールは満席。
チャリティーということだろうが、
こういうのって、なんか落語さんには少し気の毒な気がした。
帰ったら、丁度NHKプレミアム10「オペラ座の弁慶・團十郎・海老蔵パリに傾く(かぶく)が
始まったところ。ラッキー!って、前にも見たんですけどね。
義経と知りつつ関を通す富樫の情に、またもや涙。
「あそこはね、さりげなくあっさり演らなければいけないんだよ」なんて解った風なことを言ったのは当時まだ高校生だった兄。
俗っぽいワタシはそれじゃあ物足りない、
いかにもいかにもという感じでやって欲しいと思ったっけ。
45年も昔のことです。